わたしの鑑定は、本人がどうしていくべきかを伝えます。
ですので、人によってはきついかもしれません。
なぜか、見た目は、癒されそうとか、優しそうとか
騙されて 勘違いしてくれる人が多いのですが、実際は、厳しいらしいです。
現在、セッションルームや、電話・チャットなどの個人鑑定のほかに
池袋のスイーツパラダイスさんで、火曜日の夜、対面鑑定させて頂いております。
わたし個人のお仕事として、お客様と向き合う時は、
最低でも30分はお時間を頂くので、こちらもしっかりとお話を伺いながら鑑定できるのですが
スイパラでのお仕事は、1組で10分程度なんですね。
そうしますと、必然的に言葉がきつくなる…と思うでしょ?
でも、そこではきつくなりません。
わたしがキツイのは、言葉じゃないほう。
スイパラでの短い時間でのお客様であっても、前にも鑑定させて頂いたお客様ですと、
前回からの成長が見えないと、多少は言葉もきつくなりますが
わたしは、どうしたいの?どうなりたいの?
というのを、ズバッと聞きます。
現状のままでたどり着く未来がどうなるかよりも、
お客様のどうなりたいの?に近づけるためのアドバイスを重視します。
その場合は、お客様自身が目を背けてた原因を直視することにもなります。
※原因をまだ見たくない場合は、「とりあえず」どうしたいのかを聞きますしきつくても見るという場合には、しっかりと原因を伝えたうえで解決法を伝えます。やることは同じですが、言葉の内容が違います。
でも、内容がこれであれば、言い方がきつかろうか聞くなかろうが一緒・・・・ではありません。
同じことを伝えるにしても、
人はそれぞれ、経験してきていることが違います。
前にも書きましたが、「りんご」という一言で自分と同じように、
赤いリンゴを想像してもらえるかどうかはわからないのです。
基本は、お客様によって、言葉を変えて伝えます。
言葉を変えて伝えるというのは、鑑定内容を脚色するというものではないです。
お客様の望む鑑定結果を伝えるというものでもないです。
相手に、解りやすいように伝えるということです。
以前、パソコン教室のインストラクターをしておりました時、
生徒さんは、PCを触るのが初めてのご年配の方。
クリックという単語が聞き慣れないので、クリックしてくださいね、だとなかなか伝わらない。
でも、資格試験を受けるわけではないし、本人が一人で操作できるようになるのが前提です。
その場合に、クリックと言い続けて、教え込むのも一つの手ではありますが
マウスのボタンを、人差し指でカチッと押せれば、次の動作に進めます。
わたしが理解してほしいのは、クリックという用語を覚えることではなく
そのボタンを押すことで、次の画面が出るということです。ですので、クリックと言って伝わらなければ、
「人差し指で左のボタン押してくださいね」と言います。
また、PCの電源を、電源ボタン出来る生徒さんが、割に多かったんですね。
開校当初は、1時間の授業枠で、必ず1~2名はいたかな。
その場合、スタートボタンに矢印を持って行って~と、説明するわけですが
今度は、これ、後回しなんですよ。
まず、電源をボタンで切らないということを覚えていただかないといけない。
そのあと、生徒さん自身が、
「あ、ボタンで切っちゃいけないんだった!・・・・・じゃぁ、どうやって切るの?」という考えになって、初めて、電源の切り方なのですよ。
では、ボタンで切ってはいけないということを、
「ボタンで電源切ると、PCが壊れちゃうんですよ。」って説明でいいでしょうか?
実は、それではダメなんです。
だって、壊れると思ってないから、ボタンに手を出しちゃうんですもの。
その場合は、例え話をします。
「TVのコンセントを抜く時、TVの電源を切ってから、コンセント抜きますよね?
TVついてる状態でコンセント抜くと、TV壊れちゃうかもって思いますよね。
PCを電源ボタンを押して電源切るのは、
TVつけたままコンセント抜いてるのと同じだと思ってください。
まず、TVの電源切る動作が、PCではこれになりますので、この手順を踏みます。
PCはそのあとボタン押すと、電源入っちゃいますので、切りたい場合は押さないでくださいね」
当時使っていた、すっごい大雑把な例えです。
でも、自分が経験したことがない、もしくは想像できない(理解できない)ことを言われても
ふ~ん。そうなんだ。 だけで終わっちゃうんですよ。
本やブログを読んでいるだけなら、それでもいいとおもいます。
発信する側は、不特定多数に向けて書いてますから
自分の気持ちを、自分で納得できるように書いていいのだと思う。
でも、占いは、一対一の対話です。
誰かに向けて話をするのに、相手に伝わらない言葉を使っても意味がない。
だからこそ、私は言葉を相手に合わせて変えています。
どうしても伝えたいニュアンスがあるという言葉は、その言葉を使い、その後、その言葉を説明します。(
ここが、クリックという言葉を使いつつ、動作を言葉で説明するというところ。)30分や1時間ある場合は、多少遠回しな表現があっても、お客様が質問する時間が取れます。
納得いくまで、お話しさせて頂くこともできます。
ともすれば、あとでメールさせて頂いてのフォローができる場合もあります。
しかし、イベント会場や、スイパラなどでは、あとでフォローする事の出来ない、一期一会のお客様がほとんど。
であれば、その場、その瞬間に、相手に伝わるように鑑定結果をお伝えせねばならないのです。
だって、こだわるは、占いへの考え方であって、自分の発する言葉の言い回しではないんです。
相手に伝わるかどうかが大事であって(PCが自力で操作できるようになる)
自分のこだわりの言葉(PC用語でしか説明しない)で、
客に伝わらなかったら(生徒さんがが自宅で操作できなければ)
それはお金を無駄にさせているも同然です。
言魂のお勉強もさせて頂いておりますから、言葉の大切さはわかっているつもりです。
言い回しを変えてしまうと、ニュアンスが伝わらないものも、確かにあります。
言の葉のひとつひとつにこだわりたい部分もあります。
だけど、相手がいる場合は、独りよがりになってはいけない。
特に、このような仕事をしている場合には。
もちろん、お客様側からも、なにを見たいのか、どうなりたいのか。
というところを明確にしていただく必要があります。
最初のとっかかりを間違ってしまった場合、
お客様が必要とする結果がでてきませんので。
そこを引き出すのも、自分の仕事だと思ってます。
・・・でも、お客様も、あとから本当は、これ見て欲しかった~って
時間が来てから言うのやめて

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