昨日はコーヒーカードの初級講座を、zoomで行いました。
で、その時に、カードは長期間を占うのに適していないよー。
と何度も言ってはいたのですが、「なんで長期間占えないのか。」(いや、厳密には占えるけど)を
説明する時間なかったなとおもって、ブログに書こうかなと。
久々にネタ出来たし←本音
ルノルマンカードの生徒さんには、お話することもあるんですが
昔の生徒さんにはあまり説明してなかったので、見てくれるといいな。
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絵を見てもらえばわかるようにはしたけれど、一応文章でも説明するかね。
でも、これは私の考え方なだけなので、他の先生は違うかもしれないので
習った先生と言ってることちがう!っていうのであれば
その習った先生の考え方を、採用してね。
もしくは、自分で考えるといいよ。
これはあくまで、考え方のひとつなので。

まず、ルノルマンやコーヒーカードに限らず、カード占いって見た感じ平面なわけですよ。
グランタブローって、大きな絵とかそんな感じなんだけど
「人生の一部分を切り取った絵」であると考えてます。
で、その切り取る部分なんですが
占いを依頼されたその時その瞬間のみきりとれればいいのだけど
占いをしに来るってことは、多少なりとも先のことがしりたいわけですよね。
今の立ち位置を知り、今後どのようになるか、どう動けばいいのかを
お伝えする必要があると思うんですね。
なので、黄色い部分の厚みを決めたいわけです。
「現在」から、「どこ」まで切り取る?
例えば、1カ月が1cmくらいだとすれば、1年は12cm。
だいぶ厚みが違いますね。
金太郎飴を思い浮かべてください。
薄く切った隣同士なら、まんま同じような絵柄が出てくるけど
最初に切ったのと、後から切ったのだと
同じ金太郎でも表情がちょっと違ってたりするじゃないですか。
人生も動いてるんだから、同じわけないんですよね。
できれば短めに切り取りたいところです。
で、次の画像。

ハートの位置を見てください。
「現在」は、右下にハートがあるかもしれないんだけど、
「1年後」は、ハートが左上にずれていってるかもしれない。
めくった次のページがいきなり移動してたら
「なになに? なにがあったん???」
てなるよね。

これだけ大移動しているモノを細かく見るのは難しいし
たぶん、これだと、
「6㎝」くらいのところきりとれば中間だからいいよね!
みたいになっちゃ・・・・う?ならない?
ど真ん中切り取らないとしても
ハート(恋愛)に大きな動きがあるとしたら
微妙に位置がずれちゃったり
この大移動の詳細が1回の展開では、わかんなかったりするわけですね。
それよりなにより
「現在」から「1年後」の間に
自分以外の別の要素が影響したり
なにかしらの出来事で、自分の考え方が変わったり
しないとは限らない。
占いは、出てきた予想の道を歩いてもらうためのものではなくて
出てきた予想の道が
気に入らなかったら帰ることもできるし
気に入ればそれを変わらないように歩けばいい
という、相談した本人が自由に使えるものだと思うんですよ。
でも、それには前提として
当たる…という言い方ではなく、出てきた予測が「正しい」ものであることが大切なんですよね。
だからこそ、できるだけ短めに切り取って
短期間で思うとおりに修正していけるようにして欲しいなと思うんですね。
あれ、話がずれてきたので戻そう。
グランタブローって、本人カードの右側が未来なので
ある程度の期間の流れって見れるんですよ。
だから、展開前に1年って決めちゃえば見れなくはないです。
でも、一番多く出たとしても7枚とか8枚。
それが全部、何の影響もなく
間違いなく起こるとはいいきれない。
途中でヘビとか棺とか、いやなカード出てきてて
それが嫌だから、それを回避する!
って本人が頑張ったら、その後のカードが
全部変わる可能性もあるんです。
(言い換えれば、自力で変えることができる)
そのいやんなカードがけっこう先だと
本人も忘れてたりするからね。
なにかが起こってから
「あああああ!これかぁぁぁぁ!!!」
ってなることも少なくはないので
(わたしなんか1か月の占いでもやらかすけど)
なるべく短期間で切り取るのがいいかなって思います。まる。
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久々に書くと長くなるね!